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ロット・ソウダル、3連勝してジャージも2枚。

 夕べも今朝も頭痛なし。
 
 ジロ・デ・イタリア第7ステージ、序盤に2級山岳をこなし、終盤4級山岳を上って下って平坦ゴール。

 残り7km、最後まで逃げ粘ったBMCのステファン・クン(22歳・スイス)が吸収されると、グライペルを勝たせたいロット・ソウダルが集団を仕切る。並びはアダム・ハンセン → バク → ショーン・ドゥビー → ルーランツ → グライペルの順、一体ユルゲン・ルーランツという選手は北のクラシックで果敢に単独逃げをカマす一方、グランツールではエーススプリンターの最終発射台が務まるとは稀有なタイプである(注)。

 そのルーランツにゴール前500mまで集団先頭で引いてもらったグライペル、一旦6〜7番手に下げつつも、ニッゾーロ(トレック)やサッシャ・モドロ(ランプレ)らをうまく捌きながら圧巻のスプリントで先頭ゴール。これでロット・ソウダル3連勝、ジャージもグライペルがマリア・ロッソ・パッショーネ(残り5km地点でメカトラに見舞われスプリントをあきらめたキッテルから奪取)、ティム・ウェレンスがマリア・アッズーラ(2級山頂をクネゴより前で通過)と2枚獲得。


 チャッチャーラー、チャーラッ、チャラーラー♪ 「クネゴです。序盤の2級山岳で、逃げの3人に続いて4位通過しようとしたとですが、ウェレンスに先を越されたとです… クネゴです」

 チャッチャーラー、チャーラッ、チャラーラー♪ 「クネゴです。終盤の4級山岳で、なんとか逃げに追いついて3位以内で通過しようと集団からアタックしたとですが時すでに遅し。なんだか恥ずかしかったとです… クネゴです。クネゴです。クネゴです…」

(注)ただルーランツは、上述のようにゴール前500〜400mまでしか引けない。そこが残り200mまで引ける「ピュア」発射台のサバティーニ(クイックステップ)と違うところだが、完璧に機能したトレインから残り200mで発射したキッテルが無敵である一方、グライペルはより長めからの混戦を自分でラインを切り替えながら捌けるタイプ。ここまで2勝同士、まだどっちが強いとは決め付けられない。今後の平坦ステージ、アシスト全滅でカオスなエースだけのゴール前スプリント、あるいはサバティーニとルーランツがサイドバイサイドで肘打ち・頭突きの展開になったらドウなのかじつに楽しみ

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