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あのジャンルカ・ブランビッラ、一世一代の大仕事。

 夕べも今朝も頭痛なし。
 
 ジロ・デ・イタリア第8ステージ、残り17kmに位置する2級山岳アルプ・ディ・ポーティを上って下ってゴール。

 登り始めてしばらくしてから始まる未舗装区間(←やめなさい!)、しかも最大勾配14%のところで13人の逃げ集団から抜け出したブランビッラ(エティクス・クイックステップ)。そのまま単独で山頂を越え、集団に対し3分程度の差をキープしながら踏む、踏む、踏む! …これってあのジャンルカ・ブランビッラだよね? とこの日記を見返すと、やっぱりそうだった2014年のブエルタ第16ステージ、レース中にティンコフ・サクソのロヴニーと殴り合いのケンカをして2人とも失格になった事件。ま、それはともかく、ブランビッラ昨日の時点で1分56秒遅れの総合22位、これはステージ優勝に加えてマリア・ローザ獲得のビッグチャンス!

 というのもメイン集団では、バルベルデのアタックをきっかけに各チームのエース級が踏み込んだところ、なんとトム・デュムランついていけずにズブズブに、総合2位のフグルサングもメカトラで遅れる展開。かかる状況下、総合首位のチャンスは3位のザッカリンにも(28秒遅れ)あるわけだが本人はアタックするでも集団を積極的に引くでもなく、今日のところはそこまであれしないとのチーム判断か? いずれにしても、逃げるブランビッラのほうは1秒でも多くタイム差をかせぐため、最後の最後まで下ハンでもがくんだな! と見ていたら、華麗〜な手振りのガッツポーズでゴールするとは!

 ↑が1秒2秒をあれしなければいいが… とヒヤヒヤしながら見ていると、集団は(ボーナスタイムも含め)1分41秒遅れてゴール、この結果総合タイムではザッカリンを23秒上回ってブランビッラ見事にマリア・ローザ獲得。表彰台で飛び跳ね、派手にプロセッコを振りまいて大喜び、イタリア人はひときわピンクが似合う。

 ところで、あのときのロヴニーってその後どうしてるんだろうと思ったら… 今大会に出てるじゃないの!

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