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アラフィリップ、ついにマイヨ・ジョーヌを獲得。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第3ステージ、平坦基調だが終盤の勝負所はシャンパーニュ地方、ブドウ畑の丘陵地帯で4級→3級→3級→3級と越え、ゴール前も登り基調でフィニッシュ。

 スタート直後に形成された逃げ集団はティム・ウェレンス(ロット・ソウダル)とプロコンチネンタルチーム4人の合計5名、集団とのタイム差は2分台で推移。しかし最初の4級の手前、残り48km地点でウェレンスが単独で加速すると、残り4人はあっさり置いていかれた。追走となったこの4人(全員フランス人)、次の3級の手前でメイン集団に吸収されるところでヨアン・オフルド(ワンティ)が互いの健闘を讃えて拳を合わせにいくが、君たちそこらへんがプロコンなんだよ、ウェレンスにチギられておいてそれは恥ずかしいだろう!

 3つの山岳を単独先頭で通過して、最後の3級に挑むウェレンス、ここは今大会から設定されたボーナスタイムポイント(1位:8秒、2位:5秒、3位:2秒)。山頂手前の残り16km地点、プロトンからアラフィリップが単独アターック! 抜群のキレは反応しかけたベルナルがやっぱりヤメるほど、山頂はウェレンスに譲って2位通過、そこから渾身のダウンヒル!

 しつこいようだが、ツール初出場の2016年大会第2ステージ。登り勾配のゴール前でサガンをかわしてがつーんと突き抜け、これはキマッた! と思いきや、世界チャンピオンに差し返されて2位。←しかもサガンはこのとき、前にまだ2人の選手が逃げていると思っていた。3位入線のつもりの男にステージ優勝とマイヨ・ジョーヌをさらわれる、ちょっと思いつかないほどのショッキングな事件から3年。集団に26秒の差をつけ独走でステージ優勝、3級2位通過の5秒+ゴールで10秒のボーナスタイムも加わって、見事に初のマイヨ・ジョーヌを獲得。以下、総合は2位:ファンアールト(20秒)、3位:クライスヴァイク(25秒)、5位:ベルナル(40秒)、6位:ゲラント・トーマス(45秒)。

 山岳ジャージと敢闘賞を獲得したウェレンス、なんと最後の3級の麓でパンクしていたとのこと。山頂通過後すぐにバイクを下りたのはニュートラル・サポートを待つためだった。サガンはステージ5位でフィニッシュ、マイヨ・ヴェール争いで順調にポイントを積み上げ中。

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