SSブログ

「ヨーロッパ・リベンジ」でお馴染みの橋。

 夕べも今朝も頭痛なし。 
 
 ツール・ド・フランス第2ステージ、平坦。ファーストアタックで飛び出したのは地元のマグヌス・コルト、これにビーストルム(アンテルマルシェ・ワンティ)、B&Bのピエール・ローランとバルトが加わり逃げ4名。コース前半の4級山岳3連発のひとつ目、2対1対1なのにB&Bがセリ落とされ、残る2名の踏み合いをマグヌス・コルトが制す。コース両側に詰めかけたデンマークの大観衆、ここはほんとうに4級か?

 2つ目も獲ってこの日の山岳ジャージを決めたマグヌス・コルト、3つ目の山頂も先頭で通過しながらなんとガッツポーズ! 一方、残り75km地点の中間スプリントポイントはビーストルム→コルトの並びで争うことなく通過。コルトが先に集団に下がったことでビーストルムは敢闘賞も獲得、ロードレースならではのこの呼吸、じつに味わい深い。

 コース終盤、全長18kmのグレート・ベルト橋は「ヨーロッパ・リベンジ」でお馴染み、藤村くん毎回知ったかぶりしてトンネルだ、トンネルだってバカみたいに言ってるけど1回もトンネルだったことはない橋である。レースはどうでしょう軍団とは逆にシェラン島側からフュン島へ渡り、ニュボーにゴールする。大きな船が通れるような所を1個くらい設けとかないと大変だろう藤村くん、ということで吊り橋になっている真ん中の部分で横風分断が心配されたがそこまでの強風ではなく、落車に巻き込まれてウラン(EF)やランパルトが遅れるシーンもあったがなんとか集団に復帰した。

 ゴールに向けてクイックステップの体制は万全、残り4.4kmまでフランスチャンピオンジャージのセネシャルが引き、アスグリーン→カッタネオ→ランパルト→モルコフ→ヤコブセンの並び。残り2km手前、引き終わったセネシャルがフェンスの足に引っかかり大落車発生、生き残った30数名でのスプリントに。フラムルージュを過ぎ、残り900mでカッタネオがどいてマイヨ・ジョーヌが集団先頭を引く! モルコフはなぜか早々に下がり、ストゥイヴェン→マッツ・ペデルセンのトレックラインの後ろを確保したヤコブセン。下り基調のゴール前、残り200mでペデルセンが発射! その左からワウトが並ぶが、右からヤコブセンまとめて差し切って初ステージ優勝。マイヨ・ジョーヌは区間2位のボーナスタイムを獲得したワウトに移った。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感