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ポガチャル崩れる。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第11ステージ、2級→1級:テレグラフ峠→超級:ガリビエ峠を越え、超級山岳グラノン峠の山頂フィニッシュ。

 逃げ9名、6分半後ろにメイン集団の構図から激アツの展開が始まったのは残り60kmから。テレグラフ峠の下りでメイン集団から抜け出したのはログリッチェ、ヴィンゲゴー、ポガチャル、ゲラント・トーマスの4名。ログリッチェとヴィンゲゴーが交互にアタックしてポガチャルに揺さぶりをかける。残り55km、マルク・ソレルがようやく追いついてきてポガチャルをアシスト、これで2対2。しかし残り54km、追いついてきた残りの集団にベノート、クライスヴァイク、クスがいてあっという間に5対2に。

 ガリビエ峠を先頭で通過したのは逃げ集団から単独で抜け出したバルギル(アルケア・サムシック)。後ろではポガチャル自らの加速でユンボのアシストを次々にチギり、ヴィンゲゴーとの1対1に持ち込むとはどこまで強いのか! 峠の下りでは逃げからワウトが下がってヴィンゲゴーをアシスト… と思ったらさらに下がってログリッチェらを引き上げる働きぶり、残り11km・グラノン峠の上り口でこの日の仕事を終えた。

 先頭バルギルとメイン集団のタイム差2分20秒で突入した最後の上り、まずはプロトンからキンタナ(総合12位、+2分13秒)が単独アタック。残り5kmでの構図はレース先頭がバルギル、1分後ろにキンタナ、1分40秒でメイン集団。残り4.4km、ヴィンゲゴーのアタックにすかさずマイカが反応してポガチャルをつかせようとするが、ここでついにマイヨ・ジョーヌがチギれる! バルギルとキンタナをかわし、残り4kmでレース先頭に躍り出たヴィンゲゴー、そのまま独走でステージ優勝。ステージは2位:キンタナ、3位:バルデ、4位:G、5位:ゴデュ、6位:アダム・イェーツと入線して、ポガチャルはじつに2分51秒遅れの区間7位でフィニッシュ。

 この結果総合はヴィンゲゴー以下、2位:バルデ(+2分16秒)、3位:ポガチャル(+2分22秒)、4位:G(+2分26秒)、5位:キンタナ(+2分37秒)、6位:アダム・イェーツ(+3分6秒)、7位:ゴデュ(+3分13秒)、7位のウラソフ(ボーラ)は7分以上。じつに面白くなってきた今大会だが、マイヨ・ブランの表彰台に上がったポガチャルの笑顔が逆に不気味。今日は超級三連発、ゴールはラルプ・デュエズ!

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