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トーマス・ピドコックのダウンヒル。

 夕べも今朝も頭痛なし。

 ツール・ド・フランス第12ステージ、ガリビエとクロワ・ド・フェールを越え、ラルプ・デュエズにゴールする超級三連発。結果は… ヴィンゲゴーとポガチャルにタイム差つかず。

●最初のガリビエの上り、先行する9名の逃げと集団のタイム差は2分弱。山頂2km手前、プロトンからなんとフルーム(イスラエル)がアタック! 山頂通過後にはさらにトーマス・ピドコック(イネオス、東京オリンピックMTB金メダリスト)が飛び出してガリビエの下りを攻めるが… コイツは完全にイカレている。先行するマティス・ルーヴェル(アルケア・サムシック)をアウトからブチ抜くシーン、そのライン取りといい、一瞬起こしてからさらにバイクを倒し込む動きがもうぜんぜんマトモじゃない

●2つ目のクロワ・ド・フェール山頂、逃げはピドコック、フルーム、ポーレス、ルイス・メインチェス(アンテルマルシェ・ワンティ)、チッコーネ(トレック)の5名、集団とのタイム差5分

●残り14km、ラルプ・デュエズの麓でのタイム差は6分。残り10.5kmでアタックしたピドコックが独走でステージ優勝、これを追ったメインチェスが48秒遅れの2位。フルームは2分6秒遅れの区間3位フィニッシュ、往時には及ばないながらも復活の兆しは見せた格好

●メイン集団からはキンタナ、ゴデュ、バルデ、イェーツらが順番にチギれていき、勝負どころに残ったのはセップ・クス、ヴィンゲゴー、ポガチャル、ゲラント・トーマス、エンリク・マスの5名。ここからポガチャルがアタックしたのは残り4kmゲート手前と2kmゲート手前の2回だが、ヴィンゲゴーを引き離すことはできず

●↑の2回とも、Gがペースで追いついて3名に戻り、しばらくしてクスも復帰してきてまたヴィンゲゴーを引く。結局ゴール前までエースを先導し切ったアシスト魂、全盛期のリッチー・ポートを思わせるほどで涙

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