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ツール第5ステージ、石畳。

 夕べも今朝も頭痛なし。 
 
 ツール・ド・フランス第5ステージ、後半に11ヶ所の石畳セクターが設定された157km。逃げはタコ・ファンデルホールン(アンテルマルシェ・ワンティ)、マグヌス・コルトとニールソン・ポーレス(EF)、ボアッソンハーゲン(トタルエネルジー)、サイモン・クラーク(イスラエル)、アレクシー・グジャール(B&B)の6名、集団とのタイム差3分半で最初の石畳セクター11(☆☆☆、ゴールまで77km地点)に突入。

 ここからは入れ替わりの激しいレース。残り43kmからのセクター7をこなしたあとのリエゾン区間でヴィンゲゴーがメカトラで遅れ、これをアシストするためにマイヨ・ジョーヌが下がる。セクター6を越えたあとでは、路肩のバリアに引っかかってユアンとログリッチェが落車。残り24km、セクター4を迎えた時点での逃げ集団からのタイム差は、ポガチャルを含む追走集団:1分、ワウト&ヴィンゲゴーG:1分50秒、ログリッチェG:2分半。

 ゴールまで残り20km、4ツ星のセクター3で追走集団からジャスパー・ストゥイヴェン(トレック)がアタック! これにポガチャルが反応し2名で抜け出しを図る… が最終的に先頭に追いつくまでには至らずこのレース、結局は逃げ切りが決まる結果に。当初の6名からグジャールが脱落、コルトが踏み止めたことで4名で迎えたゴール前。前日までの総合タイム+1分13秒でバーチャルリーダーでもあったポーレスが、フラムルージュ手前からロングスパート。続いてボアッソンハーゲンが、さらにはタコ・ファンデルホールンが踏み込むところ、最後に追い上げてきたのはサイモン・クラーク。いやぁもう、見ているこっちも力が入るファンデルホールンとクラークの渾身の踏み合い、ゴールラインに向かって投げたハンドルはクラークが先着! 35歳・オーストラリアのベテラン選手、かつてジロでパンクに見舞われた同郷のリッチー・ポートに前輪を差し出したフェアプレーをみんな覚えてるよね?(←ただしこれはUCIルールに抵触するとして両者2分のペナルティ)

 ↑から51秒遅れてストゥイヴェンとポガチャルが入線、1分4秒遅れで追走集団(←ここにワウトとヴィンゲゴーらも追いついていた)、ログリッチェGは2分59秒遅れてようやくゴール。マイヨ・ジョーヌはワウトがキープ、+13秒でニールソン・パウエルスが総合2位にジャンプアップ。以下、総合3位:ボワッソンハーゲン(+14秒)、4位:ポガチャル(+19秒)、5位:ランパルト(+25秒)、6位:マッズ・ペデルセン(+36秒)、7位:ヴィンゲゴー(+40秒)、8位:アダム・イェーツ(+48秒)、9位:ピドコック(+49秒)、10位:ゲラント・トーマス(+50秒)。ログリッチェは2分36秒遅れの総合44位に後退、これでユンボのエースはヴィンゲゴーに交代か?

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