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ユンゲルス、60km単独逃げ切り勝利。

 夕べも今朝も頭痛なし。 

 ツール・ド・フランス第9ステージ、4級→2級→1級→1級を越えてちょっと下り、ラストは4km上った先のシャテル・レ・ポルト・デュ・ソレイユにゴール。当初の逃げは約20名、この中で持ちタイムが一番いいのはリゴベルト・ウラン(+3分24秒、総合16位)、従って集団をコントロールするUAEはタイム差を3分半前後でコントロール。

 一つ目の1級の上り、山頂まで2kmを切ったところからボブ・ユンゲルス(AG2R)が単独アタック! これをシモン・ゲシュケ(コフィディス)が追い、ユンゲルスをかわして山頂トップ通過、この日の山岳ジャージを決めた。しかし得意の下りではユンゲルスが単独先行を続け、次の1級の上り口で逃げ残りの追走メンバーに2分差をつける。そのパ・ド・モルジャンの上りでは追走からティボー・ピノー(FDJ)が飛び出し、山頂では30秒を切るところまで迫ったものの、ゴールに向かう最後の上りでもタレないユンゲルス、60km単独逃げ切りの見事なステージ優勝。

 フラムルージュまで2位を走っていたピノーだが、これも追走集団から抜け出してきたカストロヴィエホ(イネオス)とベローナ(モビスター)にブチ抜かれて4位入線… の後ろから、もうメイン集団が来ちゃったの! ついさっきまで2分くらいのタイム差表示があったのに、シャカリキにクランクを回してマイヨ・ジョーヌが49秒遅れの区間5位フィニッシュとは恐るべし。この結果総合はポガチャル以下、2位:ヴィンゲゴー(+39秒)、3位:ゲラント・トーマス(+1分17秒)、4位:アダム・イェーツ(+1分25秒)、5位:ゴデュ(+1分38秒)、6位:バルデ(DSM、+1分39秒)、7位:ピドコック(イネオス、+1分46秒)、8位:マス(モビスター、+1分50秒)、9位:ニールソン・ポーレス(EF、+1分55秒)、10位:キンタナ(アルケア・サムシック、+2分13秒)で休息日。

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ミリタリータンゴ、久しぶりの大健闘。

 夕べも今朝も頭痛なし。 

 本日の競馬、福島1R・障害未勝利戦、我が家の一口馬ミリタリータンゴ6番人気。いったいこの馬はいつになったらヤル気を出すのか、と思いながらもそこは応援の単複。いつものように道中後方を進む同馬だが、なんと3〜4コーナーで押し上げていって直線、最終障害を飛越して3番手! 突き抜けたデストロイ(4人)の勝ちは確定だが、内で粘る2番手のジャディード(1人)に迫っていき、かわしたところがゴール。複勝540円、2着賞金だってバカにならない久しぶりの大健闘はよし。

 
 ツール・ド・フランス第8ステージ、4級→3級→4級を越え、ラストはスイス・ローザンヌ市内、3級カテゴリーのついた上り勾配のフィニッシュ。ゴール前、残り150mでさいしょに仕掛けたのはマイケル・マシューズ、これに離されず追随するポガチャルもすごかったが… 緑のジャージがズッドーンと突き抜けてワウト今大会2勝目。

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今年のラ・プランシュ・デ・ベル・フィーユ。

 夕べも今朝も頭痛なし。 
 
 ツール・ド・フランス第7ステージ、3級を2つ越え、ラスト1kmが最大勾配24%の未舗装路でおなじみ、1級山岳ラ・プランシュ・デ・ベル・フィーユの山頂ゴール。

 最終局面、逃げ集団から唯一残ったレナード・ケムナ(ボーラ)が単独先頭、フラムルージュ通過時点で集団とのタイム差はまだ35秒ある。プロトンではUAEがポガチャルのペースメイクのためジョージ・ベネット、ブランドン・マクナルティからマイカに繋ぎ、渾身の引きから「行ってくれ!」のゼスチャーで仕事を終えるマイカ激アツのシーン。

 逃げ切り勝利目前まで粘ったケムナだが、プロトンからアタックを仕掛けたヴィンゲゴーにゴール前100mでかわされる。これをポガチャルが追い、両者ダンシングでゴールに向かうが2車身差ではヴィンゲゴーでキマリ、と思われた。ところが、一瞬シッティングに戻したマイヨ・ジョーヌが再度腰を上げるとがつーんと加速、ゴールライン手前でヴィンゲゴーを差し切って2日連続のステージ優勝。自身も勝ったと確信したに違いないヴィンゲゴー、これで心が折れないことを願う。

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ポガチャル、早くもマイヨ・ジョーヌ獲得。

 夕べも今朝も頭痛なし。 
 
 ツール・ド・フランス第6ステージ、アルデンヌ地方らしくアップダウンが続くコース。最終盤に4級→3級を越え、ラストはカテゴリーはないものの2km弱を上った頂上ゴール。中継が始まって映し出された逃げの3名、そのなかにワウトがいるっていったいどういうこと! 残り66km地点でフグルサング(イスラエル)がトイレで止まり、31kmではクイン・シモンズ(トレック)がついていけなくなって(注)、マイヨ・ジョーヌが単騎で逃げているじつにめずらしい映像。集団とのタイム差は1分。

(注)ゆるーい上り勾配の直線区間でジワーッと離されていく、プロとして屈辱のチギれ方。その様子を映すカメラモトに向けたシモンズの、捨て犬のような目が切なすぎた


 残り15km、4級の山頂は先頭通過したが、残り11kmでワウト吸収。残り6km、3級の頂上手前でアレクシー・ヴィエルモ(トタルエネルジー)が抜け出して数秒リードするが、ゴール前の最後の登りが始まったところで吸収された。集団先頭はマイカ→マクナルティがポガチャルを引く、これにマイケル・マシューズ(バイクエクスチェンジ)、ピドコック(イネオス)、ゴデュ、ヴィンゲゴー、キンタナ(アルケア・サムシック)らが追随。ゴール前350m、先に仕掛けたのはログリッチ、しかしこれをマクナルティの背後からがつーんと加速したポガチャルがかわしてブッちぎりのステージ優勝、強い!! 前日総合2位のニールソン・パウエルスは先頭集団でタイム差なしの区間14位フィニッシュは立派だったが、ボーナスタイムを獲得したディフェンディング・チャンピオンが早くもマイヨ・ジョーヌを獲得。

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ツール第5ステージ、石畳。

 夕べも今朝も頭痛なし。 
 
 ツール・ド・フランス第5ステージ、後半に11ヶ所の石畳セクターが設定された157km。逃げはタコ・ファンデルホールン(アンテルマルシェ・ワンティ)、マグヌス・コルトとニールソン・ポーレス(EF)、ボアッソンハーゲン(トタルエネルジー)、サイモン・クラーク(イスラエル)、アレクシー・グジャール(B&B)の6名、集団とのタイム差3分半で最初の石畳セクター11(☆☆☆、ゴールまで77km地点)に突入。

 ここからは入れ替わりの激しいレース。残り43kmからのセクター7をこなしたあとのリエゾン区間でヴィンゲゴーがメカトラで遅れ、これをアシストするためにマイヨ・ジョーヌが下がる。セクター6を越えたあとでは、路肩のバリアに引っかかってユアンとログリッチェが落車。残り24km、セクター4を迎えた時点での逃げ集団からのタイム差は、ポガチャルを含む追走集団:1分、ワウト&ヴィンゲゴーG:1分50秒、ログリッチェG:2分半。

 ゴールまで残り20km、4ツ星のセクター3で追走集団からジャスパー・ストゥイヴェン(トレック)がアタック! これにポガチャルが反応し2名で抜け出しを図る… が最終的に先頭に追いつくまでには至らずこのレース、結局は逃げ切りが決まる結果に。当初の6名からグジャールが脱落、コルトが踏み止めたことで4名で迎えたゴール前。前日までの総合タイム+1分13秒でバーチャルリーダーでもあったポーレスが、フラムルージュ手前からロングスパート。続いてボアッソンハーゲンが、さらにはタコ・ファンデルホールンが踏み込むところ、最後に追い上げてきたのはサイモン・クラーク。いやぁもう、見ているこっちも力が入るファンデルホールンとクラークの渾身の踏み合い、ゴールラインに向かって投げたハンドルはクラークが先着! 35歳・オーストラリアのベテラン選手、かつてジロでパンクに見舞われた同郷のリッチー・ポートに前輪を差し出したフェアプレーをみんな覚えてるよね?(←ただしこれはUCIルールに抵触するとして両者2分のペナルティ)

 ↑から51秒遅れてストゥイヴェンとポガチャルが入線、1分4秒遅れで追走集団(←ここにワウトとヴィンゲゴーらも追いついていた)、ログリッチェGは2分59秒遅れてようやくゴール。マイヨ・ジョーヌはワウトがキープ、+13秒でニールソン・パウエルスが総合2位にジャンプアップ。以下、総合3位:ボワッソンハーゲン(+14秒)、4位:ポガチャル(+19秒)、5位:ランパルト(+25秒)、6位:マッズ・ペデルセン(+36秒)、7位:ヴィンゲゴー(+40秒)、8位:アダム・イェーツ(+48秒)、9位:ピドコック(+49秒)、10位:ゲラント・トーマス(+50秒)。ログリッチェは2分36秒遅れの総合44位に後退、これでユンボのエースはヴィンゲゴーに交代か?

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マイヨ・ジョーヌ、10km独走勝利。

 夕べも今朝も頭痛なし。 
 
 移動日明けのツール・ド・フランス第4ステージ、4級山岳を6つ越えるダンケルクからカレーに向かうコース。逃げはアントニー・ペレス(コフィディス)とマグヌス・コルトの2名、一つ目の山頂は競り合ってのマグヌス・コルトだったが、次の中間スプリントポイントは争うことなくペレスが先頭通過。5つ目の4級まで山岳ポイントを獲ったコルトが下がり、単独先行になったペレスが敢闘賞を決めた。

 最後の4級、ペレスを吸収したメイン集団からユンボとイネオスがペースアップ。ティシュ・ベノートがワウトを連れて激アツの引き、これにつけたのはアダム・イェーツとヴィンゲゴーだけ。山頂手前、ベノートの背後からワウトが単独アタック! イェーツをチギり、下りに入って独走に持ち込んだ。

 ゴールまでの10km、タイム差20秒をキープしてマイヨ・ジョーヌが逃げ切るとは、こんな勝ち方見たことないは! 両腕を上下に、羽ばたくジェスチャーは "Red Bull Gives You Wings"、第1〜第3ステージで3回連続2位の記録(?)を経て見事区間優勝。

 なお、すぐ後ろから雪崩れ込んできた集団で、アタマをとったフィリプセン(アルペシン)が渾身のガッツポーズ! 3位入線したラポルトの、「おま… 前にひとりいるよ?」のしぐさに笑った。

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まずはSpotifyで。

 夕べも今朝も頭痛なし。 
 
 クーラ・シェイカーのニューアルバム「1st Congregational Church Of Eternal Love And Free Hugs」、まずはSpotifyで聞いてみたら歪みがひどくてクソみたいな音がする… わざとなのか?

 テデスキ・トラックス・バンドのニューアルバム「I Am The Moon」だが… 4部作が順次発売されるとは! 現在2枚目までCD発売・配信中、まずはSpotifyで聞いて、LPで揃えるべきか検討することと致したい。

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因縁の2人。

 夕べも今朝も頭痛なし。 
 
 ツール・ド・フランス第3ステージ、この日もマグヌス・コルトが逃げてデンマークのファン大喜び。0km地点のファーストアタックを誰も追わず、単騎のまま残り50kmまで逃げ続けた。途中の4級3つを獲得して山岳ジャージをキープ、敢闘賞も受賞。3つ目の4級ではなんと下ハン・ダンシングでもがき、山頂ポイントを通過しながらガッツポーズ!

 集団ゴールスプリントに向けてクイックステップの体制は磐石、残り3.5kmまでカッタネオが引き倒し、この日はランパルト→アスグリーン→セネシャル→モルコフ→ヤコブセンの並び。しかしフラムルージュを通過して最終左カーブに入ると、クリストフ(アンテルマルシェ・ワンティ)を守っていたパスカロンが引き終わって下がる、これに引っかかる形でヤコブセンが致命的にポジションを下げてしまうからレースは最後までわからない。

 先に仕掛けたのはラポルトの背後から飛び出したワウト、コース右端を進むマイヨ・ジョーヌと右フェンスの間をこじ開けてくるのはサガン。左側から追い上げてくる青いジャージはフィリプセン(アルペシン)だが、ド真ん中からフルーネウェーヘン!!

 ディラン・フルーネウェーヘン(29歳、バイクエクスチェンジ)、ファビオ・ヤコブセンと同じオランダ人。一昨年8月のツール・ド・ポローニュで、ヤコブセンの落車・大怪我の原因を作った男(当時の所属はユンボ)。これまでツール4勝を誇るスーパースプリンターも9か月の謹慎から昨年5月のジロでレースに復帰して以降、精神的に辛かったとインタビューで答えて涙。それにしても因縁の2人が、第2第3と続けて区間優勝とは… ただしレース後のヤコブセンのコメント「以前は彼の強さに憧れて尊敬していたけど、あの事故のあとはそんな気持ちは完全に消え失せた。今日の勝利は彼にとってはいいことだろうけど、ぼくにはなんの関係もないこと」。

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「ヨーロッパ・リベンジ」でお馴染みの橋。

 夕べも今朝も頭痛なし。 
 
 ツール・ド・フランス第2ステージ、平坦。ファーストアタックで飛び出したのは地元のマグヌス・コルト、これにビーストルム(アンテルマルシェ・ワンティ)、B&Bのピエール・ローランとバルトが加わり逃げ4名。コース前半の4級山岳3連発のひとつ目、2対1対1なのにB&Bがセリ落とされ、残る2名の踏み合いをマグヌス・コルトが制す。コース両側に詰めかけたデンマークの大観衆、ここはほんとうに4級か?

 2つ目も獲ってこの日の山岳ジャージを決めたマグヌス・コルト、3つ目の山頂も先頭で通過しながらなんとガッツポーズ! 一方、残り75km地点の中間スプリントポイントはビーストルム→コルトの並びで争うことなく通過。コルトが先に集団に下がったことでビーストルムは敢闘賞も獲得、ロードレースならではのこの呼吸、じつに味わい深い。

 コース終盤、全長18kmのグレート・ベルト橋は「ヨーロッパ・リベンジ」でお馴染み、藤村くん毎回知ったかぶりしてトンネルだ、トンネルだってバカみたいに言ってるけど1回もトンネルだったことはない橋である。レースはどうでしょう軍団とは逆にシェラン島側からフュン島へ渡り、ニュボーにゴールする。大きな船が通れるような所を1個くらい設けとかないと大変だろう藤村くん、ということで吊り橋になっている真ん中の部分で横風分断が心配されたがそこまでの強風ではなく、落車に巻き込まれてウラン(EF)やランパルトが遅れるシーンもあったがなんとか集団に復帰した。

 ゴールに向けてクイックステップの体制は万全、残り4.4kmまでフランスチャンピオンジャージのセネシャルが引き、アスグリーン→カッタネオ→ランパルト→モルコフ→ヤコブセンの並び。残り2km手前、引き終わったセネシャルがフェンスの足に引っかかり大落車発生、生き残った30数名でのスプリントに。フラムルージュを過ぎ、残り900mでカッタネオがどいてマイヨ・ジョーヌが集団先頭を引く! モルコフはなぜか早々に下がり、ストゥイヴェン→マッツ・ペデルセンのトレックラインの後ろを確保したヤコブセン。下り基調のゴール前、残り200mでペデルセンが発射! その左からワウトが並ぶが、右からヤコブセンまとめて差し切って初ステージ優勝。マイヨ・ジョーヌは区間2位のボーナスタイムを獲得したワウトに移った。

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イヴ・ランパルト、涙のマイヨ・ジョーヌ。

 夕べも今朝も頭痛なし。 
 
 第109回ツール・ド・フランス第1ステージ、コペンハーゲン市内周回13.2kmの個人TT。雨の予報を嫌って早めスタートしたファンデルプールが暫定トップタイム、これを上回る選手がしばらく現れず、ひょっとしてこのままマチューがマイヨ・ジョーヌ? の雰囲気が漂ってきたところ…

 フィリッポ・ガンナが3秒更新、さらに次走のファンアールトがガンナを5秒上回ってホットシートが立て続けに入れ替わった。後刻、ワウトのタイムを更新したのはイヴ・ランパルト(クイックステップ)、母国の大先輩ではさすがですと言うしかないか。

 そのまま誰も上回ることができず、ランパルトが自身初のツール区間優勝&マイヨ・ジョーヌ獲得。クイックステップ叩き上げの31歳、ベルギー選手権ロード優勝1回、TT優勝2回。パリ〜ルーベは3位表彰台を含むトップ10フィニッシュ4回、ロンドは最高5位。間違いなくトップレーサーだが突き抜けた成績がなかったのも事実、涙が止まらないのも無理はない。

 今日これからの第2ステージ(平坦)、クイックステップはもちろんヤコブセンで勝負だが… 最終発射台モルコフの1枚か、2枚前でお膳立てするのがランパルト、フラムルージュの前後でマイヨ・ジョーヌがトレインを牽引するシーンにシビれたい!

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